「一年を振り返って」

2022-23年度会長

吉田 豊

今年度、会長指針を「伝統と品格を重んじ未来へ継なぐ」として長浜東ロータリークラブの運営に取り組ませて頂きました。

過去２年間はコロナ禍という社会環境の中での日々でした。だからこそ私たちロータリアンは職業人として、今何をすべきなのか問われたと考えます。そして３年後には、クラブとして半世紀という歴史を迎えようとしています。そういった意味で５０周年に、そして未来に向けて、新たな時代の起点と考えました。時代に適応して必要性を考える中で、私たちはロータリーの本質に目を向け、創立以来の重き歴史を尊重し、その伝統と品格を守り、継承していかなくてはなりません。

ジェニファー・ジョーンズRI会長は「イマジン　ロータリー」をテーマとされました。このテーマは私なりに解釈すると、本来のあるべき姿をイメージして今時代に合わせて何をすべきか、ロータリアンとしてどう向上するかとなります。まさに５０周年に向けての長浜東ロータリークラブそのものだと思います。

このような意識の中で、会員全員の協力のもと、コロナ禍以前とほぼ同様に例会が開催され、各委員会事業、地区大会、IM参加、ホストクラブとしての主管事業等が実施できましたこと、また新しい会員を迎え入れられましたことはこの上ない喜びです。林幹事、大塚副会長はもとより、理事・役員の皆様、そしてすべての会員の皆様に心より感謝申し上げます。さらに、クラブの健全な財務体制と５０周年に向けての諮問委員会が設置できた事は、会長指針「未来に継なぐ」の意に合致し、大きな意義と成果がありました。１２回の委員会を開いて議論を深めて頂きました本庄委員長はじめ委員会の皆様には、衷心より敬意とお礼申し上げます。

次年度伊藤会長のもと、諮問委員会の成果を醸成して頂き、５０周年に向けて、未来に向けてすばらしいロータリー活動に邁進されることをご祈念申し上げ、退任のご挨拶といたします。