この度第49代会長を仰せつかり、誠に身の引き締まる思いをしております。
入会より漫然と日々過ごしてきた自分には身に余る大役でありますが、気負わず会員メンバーを信じて、実直に務めさせて頂きたいと思っております。
何卒、皆様のご協力ご支援を心よりお願い申し上げます。
ロータリーの基本は、日々の個人生活や企業経営の中に職業奉仕を実践して 自身を磨き、社会生活において奉仕の活動を実践して社会に寄与することです。 職業奉仕と社会奉仕はロータリー活動の両輪と言われる所以です。しかし、残念ながら昨今では職業奉仕が顧みられていないように感じています。来年度には創立50周年という大きな節目を迎えます。ロータリーの基本を胸に、次の50年を 見据えて未来へ発進する重要な年となるでしょう。
さて、昨年より「クラブの健全化」へ向けた取り組みが進められてきました。この取り組みを引き続き推し進めることが必要です。 一方、「クラブの事業活動の推進」も強化していかなければなりません。
すなわち、クラブの基盤の充実に努めていく事が、今年度の行うべき方向性であると考えます。
*「クラブの健全化」として、会員増強に向けての取り組みは重要です。更に来年には周年を迎えるこの時期を好機ととらえ、次世代を担っていく若いメンバーに対し、『職業奉仕』や『奉仕の理念』など、ロータリーの基本的な考え方について 易しく 楽しく 学ぶ機会を作りたいと考えます。
長浜東ロータリークラブの未来は若いメンバーたちの活躍にかかっているのです。
*「クラブの事業活動の推進」として、各委員会による奉仕事業の積極的な実施をお願いします。特に地区補助金事業は、今年度は初めての実施と なります。環境という大きな課題を頂いた新生「みどりの森・環境委員会」の活動の発展を願う意味でも必ず成功させて、クラブの大きな弾みとなる よう願っています。
事業に勤しむことにより得る充実感こそが、今後のロータリー活動のエネルギーとなっていくのだと思います。
この様な思いを込めて今年度のスローガンを
「和して心を学び、勤めて未来を見る」
と致しました。
『和』はメンバーの親睦と友情を意味します。互いの交流の中で語り合い、「ロータリーとは何ぞや?」ということをメンバー各自それぞれに考えて ほしいと思っています。
『勤める』は事業活動(奉仕事業)を意味します。奉仕事業に汗をかく中で、クラブの未来はこう有って欲しいという理想をメンバー各自の中にそれぞれ 培ってほしいと願っています。